自然素材を使った高等学校の門|大分県日田市

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私立藤蔭高等学校の、門周りのエクステリアをご依頼頂きました。「学びたい時に、学ぶ意欲のある人へ学習の機会を与える、開かれた学校」がモットーの高等学校に相応しい外構になることを大切に考え設計しました。

表の門には、焼きムラが美しい4色のレンガをバランス良く配置し、積み上げた門柱を建てました。風格あるどっしりとした印象の門柱は、威厳がありながらもどこか親しみを感じさせます。

門袖はアールを描くように建て、コテで表情を付けた塗り壁に小端積み風のタイルを張りました。門袖前は同じ小端積み風のタイルを張った植栽スペースにし、樹皮が滑らかで光沢のある葉が特徴的なクロガネモチを植え、グランドカバーに青緑の葉が美しいほふく性のビャクシンを植えました。一本すっくと立ったクロガネモチは、枝ぶりや樹皮の様子がよく見え、存在感があります。

門袖の弧を描く柔らかなラインと自然素材が温かみのある空間を演出し、青みを帯びた緑のビャクシンが自然豊かな雰囲気を醸し出しています。

洗い出し仕上げに自然石を張った門袖のある門

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正面の門と同じ道路側にある職員が出入りする門には、味のある古レンガを積んだ門柱を建てました。

門袖は、下部に乱形の自然石を張り、上部は茶系の玉砂利を練り合わせたモルタルを洗い出しして仕上げました。

乱張りの自然石が描く曲線と、洗い出し仕上げの自然な風合いが美しく、常緑の生垣の緑が引き立つ門袖です。

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