庭を設計する上で私共が必ず気を付けていることは、「自然と触れ合う喜びを伝えられる庭にすること」です。文明化が進んだ現代だからこそ自然と触れ合う喜びを感じて頂きたいのです。
こちらのお庭には、高さや葉の形の異なる様々な木を植え、緑豊かなアプローチにしました。広葉樹は春には新緑を、秋には紅葉を、そして冬には落葉し美しい木立を見せ、季節の移ろいを感じさせてくれます。また、常緑の針葉樹は冬に彩りを添えてくれます。植物本来の美しさが引き立つよう、アプローチには茶系の舗装用コンクリートブロックを敷き、緑の中を通る森の小道のような仕上がりにしました。
アンティークの枕木を立てたシンプルな門柱は、ナチュラルな雰囲気にぴったり合い、門柱に付けたかわいらしいポストのオレンジ色がアクセントになっています。小道の周りは芝生や砕石で地表を覆い、より自然な雰囲気を出すと共に、雑草などが生えにくくお手入れがしやすいお庭になっています。
