私共は「自然と触れ合う喜びを感じて頂ける庭を提供する」をコンセプトに庭造りを行っています。こちらは、存在感のある小端積み風のタイル張り塀に、生垣の緑が映えるエクステリアです。小端積みというは、石の細長い側面（小端）を見せて積み上げる方法です。こちらの塀は自然石の小端積みに見えますが、自然石の小端積み風タイルを張っています。自然石を再現したタイルは、重厚感がある空間を、手軽に創りだす事ができるという利点があります。
タイルの色は、植栽に馴染むよう温かみのある色味を選び、塀の高さは両端上部をカットした形にしています。角を取ることで自然石風タイルの硬さが和らぎ、見える緑の量が増えるので、よりナチュラルな雰囲気に仕上がります。
門までのアプローチには、手前に舗装用コンクリートブロックのインターロッキングを敷き、門前は自然石を乱張りしました。乱張りの色はモノトーンにしたので、石風タイル張りの塀とレンガ積みの門袖が引き立ち、エクステリアと建物との調和にも一役買っています。
塀の横の生垣、足元の植栽、塀と門袖の上に見える背の高い木と、見える植栽の高さを変えて、全体のバランスを整えました。
