焼き物ならではのムラが美しいレンガを使用した、門袖と花壇のあるエクステリアです。門袖のレンガには優しい印象のクリーム色を選び、花壇には門袖との統一感を出しながら植栽の緑が活きるようクリーム色とレッドをランダムに組み合わせました。
門袖の笠木には、ワントーン色味を落としたレンガを使っています。高さを入口に向かってだんだん低くしているので、遠近法により実際より奥行を感じます。淡い色合いのレンガを多く使用しているので圧迫感はありませんが、焼きムラがアクセントとなり、存在感のある門袖になっています。アクセントに空洞レンガとブラックアイアンのレリーフを取り付け、ヨーロッパ風の仕上がりにしました。
アプローチには、花壇と色味を合わせた舗装用コンクリートブロックを敷き、まとまりのある空間にしています。レンガは年月を経るごとに味わいを増す素材なので、そんな変化も楽しんで頂きたいです。
